script day.log

大学生がなんとなく始めた、趣味やら生活のことを記録していく。

いつかは本当の恋愛がしたい

アニメを見ていた.ダーリン・イン・ザ・フランキス
その中でイチゴちゃんがヒロに告白するシーンがあった.
どんなアニメだって告白シーンはあるのに,
イチゴちゃんの告白には力があったように感じる.

私は誰かの恋愛を見るのが好きらしい.
それは2次元でも3次元でも構わない.
恋愛漫画やアニメを見たりするし,
街に出て,誰かがしている恋愛を見て妄想していたりもする.
さらに性別も問わない.
だから男性同士や女性同士でも構わない.

しかし私は自分の恋愛は経験がない.
21年間生きてきているけれども,1度も恋人ができたことがない.
告白をしたことが無いわけではない.
ただ,本当の恋愛というものが分からないのだ.

少し昔の話をしよう.
僕が中学生になった頃,まわりは思春期ということもあって,
付き合い始める人達が増えた.
中学生の頃の私は部活に入るわけでも無く,熱心に勉強するわけでもなく,
なんとなくアニメを見て,ゲームして,
インターネットの世界で暇を潰しているオタク中学生だった.
オタクにも思春期は平等にやってくるし,
アニメで見たような恋愛をしてみたいと思っていた.
確か涼宮ハルヒの憂鬱だった.

その中で私も恋人が欲しいと思ったことがあった.
’恋人が欲しい’というだけで,恋人としたいことが明確にあるわけでもなかった.
これは今でも続いている.
何のために恋人が欲しいのか,今でもわからない.
でも出来たら何かが分かるような気もしている.
きっとそう信じている.

恋人が欲しいと思った自分はメールで告白をした.
涼宮ハルヒを見ていたのに,メールで告白をしてしまったのだ.
恋人が欲しいという感情に任せて告白をしたが,
本当に相手を好きだったかどうかは怪しい.
おそらく価値観は違うだろうと容易に想像できる相手だったし,
相手が私に全く興味が無いこともわかっていた.
とりあえず恋人が欲しかったのだと思う.
これが中学1年の夏ぐらいの話.

2年生になると,ある程度のグループも形成され,
いつも決まったメンバーとしか話さないようになっていた.
オタクのネットワークはいつもインターネットに形成されていた.
ただ少ないオタク友達は非常に大事にした.
いつものグループには2~3人の女の子が居た.
私はその中の1人のことが好きになった.
気を使うこと無く,話すことが出来た.
インターネットで会話するように彼女とは話すことが出来た.
私にはとてもそれが幸せだった.
彼女のことが好きだった私は告白したいと思っていたが,
この関係性が崩れてしまうのでは無いかと思い,
卒業するまで告白することはなかった.

そして高校生になると,
進学校に進んだ私は中学生の頃の同級生とはほぼ別れた.
ただ方向が一緒の電車ではあったので,たまに会う瞬間が嬉しかった.
新たな出会いを期待した高校生だったが,クラスは3年間同じで,
ほぼ男子クラスのような状態だった.
オタクのコミュニケーション能力はほぼ0に等しく,
他のクラスにお邪魔するなんてことは不可能だった.
部活にも参加したが,気の合うような相手は居なかった.
クラスの中で唯一気軽に話せる女子が居たが,
相手には好印象は持たれて居なかっただろう.イキっていたからね.
結果,高校生は勉強して,部活して卒業しただけだった.

気がつくと大学生になっていた.
総合大学ということもあって,教養科目では沢山の女性が居た.
残念ながら学科は情報工学科だったので,期待はできなかった.
しかしアルバイト先で小学生の頃の同級生と再会するという機会もあった.
転校の多かった私からするとかなり珍しい.
20歳になった私はそろそろ恋人が居ないのは不味いと思い,
恋人を作ろうと思い始めた.
失敗から何も学ばない私は,1度ご飯に行っただけの相手にLINEで
告白をしたのである.
面と向かって言える機会は合ったのに,どうしてか画面越しに告白をした.
もちろん失敗するのは見えている.
そもそも1度ご飯に行っただけで,告白するのもどうかしていると
今になって思う.

そして冒頭に話は戻る.
ダーリン・イン・ザ・フランキスを見た私は自分の恋愛について考えた.
雨の降る夜の街を歩きながら,考えていた.

そして気づいたのだ.

いつも私は恋人が欲しいという感情に従い,告白してきた.
相手のことが好きだったかどうかも怪しい.
むしろ恋人になるかもしれない人だから,好きでないといけないと思い,
好きになろうとしていたようにも思う.
ただ中学2年生のときに好きになったあの子だけは本当に好きだったのだと思う.
だったというより今も好きであるのだが.
成人式で会えたのだが,その時は勇気がなくて告白することが出来なかった.

だから次に会えたときには面と向かって告白したいと思う.
失敗を怖いと思う告白は初めてだし,これが本当の恋愛なのかなとも思う.
とにかく,次に会えたら「君が好きだ」と伝えたい.

そしていつかは本当の恋愛がしたい.